サクラといえども、人の子ですので、必ず、隙や弱点はあります。
人の子でない場合、つまり、コンピューターの場合は、もっとアホですので、こちらが質問などを送れば、まともに答えられないのですぐに判ります。
たとえ、相手が非常に有能なサクラで、かつ、こちらからのメールに対しても、懇切丁寧な返事を書いてきたりする手ごわい存在だったとしても、すべてのサクラには、共通の弱点があるのです。
それは、「サクラは、商売である以上、自分からお客を切れない」ということです。
相手が一般女性の場合は、相手を怒らせてしまえば、メールが来なくなって終わりですが、サクラの場合は、怒って見せるフリはしても、絶対に自分から脈のある男性を切ることはできないのです。
ある「出会い系サイト」で、サクラをしていた女性の話によれば、サクラという商売は、いかにも簡単に男性会員を騙して、お金を巻き上げている印象がありますが、実は、けっこう難しい仕事なのだそうです。
まず、有料の会員制サイトに登録した男性客にメールして、相手から返信をもらえなければ、自分の収入にはなりません。
それゆえ、サクラはせっせと何百通も男性客にメール送信するわけですが、そうした努力を続けていても、成績の悪いサクラは、あっさりと首を切られるそうです。
サクラの報酬は、男性からのメール1通あたり、10円が相場らしく、1万円を稼ごうと思えば、1000通のメールを送らなければならないのです。
さらに、サクラは、「出会い系サイト」の経営者に雇われているバイトに過ぎませんから、常に厳しい監視の目に晒されており、登録番号を割り振られて、その成績を細かくチェックされているのです。
聞くところによると、振込み詐欺の連中の練習は、まともに働いた方が楽に思えるほど、
厳しいそうですが、サクラのバイトの実態もそれと同じ状況にあるわけです。
このように、サクラはサクラでウイークポイントを抱えていることを理解しておきましょう。